広やかな身振り

9月26日、今日はひびきの村での言語造形のレッスン。 夏を経て秋に、外から内に沈んでくるものがあり、 なにか、気配が変わったことを感じます。 外界の空気は澄んで、空も緑も、すっきり、くっきりと見えます。 夏を耐え、そのように感じるこの季節に、 内側からの充実を覚えます。 今日は、「広やかな身振り」をテーマに深めていきました。 円盤を投げるように解き放つ身振り…

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今日の詩の朗読会のこと

写真はお話会の後、お客さんと一緒に薪割りをしているところ。 今日の美呆喫茶店でのお話会のこと。 実は先日から、お話会を、詩の朗読会にしていて、 それが、なんとも、いい時間。 今日朗読したのは、 宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」 金子みすず「お菓子」 サトウハチロー「ソファー」他 島崎藤村・「若菜集」より一遍 自作詩「夕立と群青」より一遍 山尾三省「びろう葉帽子…

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演劇 四人ハムレット 稽古開始

ひびきの村・ミカエルカレッジで今年度上演する演劇、 「四人ハムレット」。 昨晩書き直しも済んで、ようやく完成! 体からなにかがどっと抜け出て、肩の荷が降りた感じがしています。 今日、台本を無事手渡しました。 早速初めから最後まで読み合わせをしてみました。 それから、言語造形を通して、稽古を始めました。 うん、みなさん、とっても動ける。 そして、ぐっと中に入れる! …

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台本書き

昨日、ようやく、台本の第一稿が書きあがった。 ひびきの村・ミカエルカレッジで上演する演劇で、 今回は「ハムレット」を1時間にして、上演しようと思って、書いていた。 原作から書くというのは、実は3作品目で、 以前に、「オイディプス王」「南総里見八犬伝」を書いて、いずれも上演した。 今回のハムレットは、言わずとしれた、復讐劇で、 ハムレットの中にある、憎しみという感情がテーマとし…

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農の中での気づき

日曜日、今朝は思い立って、家族みんなで、畑に出かけた。 人が植物に触れ、作物に触れ、想いをかけるとき、 そこに交流が生まれて、 野菜たちが健やかに育ってくれる力になるんだよ、と そう子どもたちに話して。 それを子どもたちは、ふむふむと 真剣に聞いてくれた。 わたしは思うところあって、そのことを こころの底から大事にしたいと思う心境であったので、 真剣に聞いてくれ…

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「詩作と言語造形」の講座終わりました

2017年8月16~20日、ひびきの村サマープログラム「詩作と言語造形」の講座5日間が終わりました。 昨年に引き続き、二回目となる今講座。 林の中に入り、徐々に林の静寂と親しくなってゆくという過程を踏まえ、 こころの中に、ある空間を作り出すことをしてきました。 そして、その内的な空間をキャンバスに、 自らの、真心の手触り、ぬくもりを感じつつ、ことばを紡いでゆく。 注意深く植物…

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