長編詩「舟」の公演と、 祝 ホームページ作成!

さらに、前回の続きで、 「この世に存在しないものへの憧憬」が、 色濃く現われた長編詩、 「舟」がある。 長崎では、何度か語った作品なので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれない。 思い入れのある作品がいくつかあって、 これもその一つ。 実はこの作品、10月8日(月・祝)に大阪で公演することが決まっているのです。 その日は、わたしが語るのではなく、 言語造形…

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郷里

前回のブログの続きのような話になるけれども、 拙詩集「涙の歌」の中、 「この世に存在しないものへの激しい憧憬」によって、 それに貫かれ、突き動かされ書かれた、 内容もそのもの、といえる詩がいくつかある。 その中のひとつ、 「郷里」(きょうり)と題された、詩篇。 もう15年も前、わたしが東京に住んでいたとき、 肺の病で意識を失ったときに、 「ある白い世…

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詩集「涙の歌」のこと、詩情について

先日、京都にある恵文社さんから連絡があり、 取り扱っていただいていた詩集「涙の歌」が10冊全部完売したとの 報告をいただいた。 一年間も同じ本を取り扱っていただいていたのだが、全部、 どなたかの手に渡ったのだ。 いやまさか、全部売れるとは思ってもみなかった。 詩集は本当に売れないそうなのだが、しかも自主制作のものとなると ほんとに売れないそう。 だが、こうして…

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深まるクラス

看板を立てる前、 三日前になるけれども、草雨文舎、初の土曜クラスが始まった。 皆さん、作品に向ってゆく気概が高まり、 作品の中に、なにか、生命を見出し始めているような、 そんな気がしたレッスン。 語り自体にも、深まりを見せている。 ある方は、別の場で、あるときに、 その詩を語った、とおっしゃった。 その方は、もうかなり、作品に入り込んでいて、 絵姿を見ながら語れ…

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6月14日に、お話会

チラシを書いてみました。 来月、6月14日(木)。 草雨文舎はじまって一回目となる、お話会をいたします。 その日、三重県から友人の、南ゆうこさんがいらっしゃいます。 ゆうこさんは、一度会ったら忘れられないとーっても素敵な方です、 そんなゆうこさんとは、どこか深いご縁で、10年以上前、 奈良桜井に住んでいたときからつながりある方です。 そういえば、僕の詩集を読んでもらった…

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大阪での出演、ワークショップのこと

昨日、大阪から北海道に帰ってきました。 非常に充実した二日間を過ごし、 帰ってきても、気が満ちているというか、 これからやっていくぞ、という気概が、 熱く、静かに沸いてくるのを感じています。 29日は、 大阪での「おとなのためのおはなしかい」。 堺市にある明眼山延命寺の本堂をお借りして、 鹿喰容子さん、南ゆうこさんの語りに混ぜていただき、 僕は3篇の詩を朗唱…

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