敬意をもつ厳しさ 2019年08月28日 叱らねばならなかった。 我が家は、朝食時、詩を朗読し、聴く時間をもっている。 ぼやけた朝も、 この詩の時間をもって、 すこやかに目覚める。 いつもは子どもたちも座を正し聴くのだが、 ある日、息子が、始まる前に、歯ブラシを取りにいき、 くわえながら聴こうとした。 ぼくはそこで、その行いを、叱らねばならなかった。 「詩や芸術が、お前にとって、その程度のものであれ…続きを読む
9月のお菓子の発送 2019年08月25日 【9月のお菓子の発送】 一雨ごとの秋の深まり。 風の中に、思い出の匂いや 風景を感ずるようになりました。 夏の光から、秋の光へ。 日の光、雨の滴も、秋となり、 コオロギの声に満ちてゆく 夕夜の静けさは秋をしみじみと感じさせてくれます。 風の中に立ち、畑に立ちました。 夏の間、草取りをし、 薪割りをし、 子どもたちは昼ごはんを作ってくれました。 6月に大きな…続きを読む
夏の畑 2019年08月21日 夏の畑。 じゃがいも、にんにく、玉ねぎを収穫する。 自然農一年目の畑で取れる玉ねぎの、 なんという小ささ。 可愛らしさ。 けれど、 その小さな玉ねぎを食したとき、 なんともいえない味わいがある。 それは、記憶に残るもので、 時間を越えて、 時間軸の時空に穴を開けるかのように存在する、 いのちの味わいだった。 夏の畑。 じゃがいも、にんにく、玉ねぎを収穫する。…続きを読む
夏祭りの怪談 2019年08月21日 「有珠の夕暮れ、夏祭り」 怪談話も無事に終了しました。 有珠の山崎家。 夕刻に始まった、子ども縁日。 子どもたちによる、 大体ダンボールでこしらえた、5種類ものゲーム。 やるほうも、迎えるほうも、みなさん、楽しそうでした。 もちよったご飯会も、おいしくいただき、 いよいよ怪談。 台風接近の、薄暗い夜。 お話は、ローソク明かりだけで語りました。 始まってまもな…続きを読む
音の和コンサート・無事終了 2019年08月13日 8月12日(月)の夕刻から開催した、音の和MUSICのコンサートが無事終わりました。 満員御礼の草雨文舎。 穏やかで、優しく包まれてゆく時間。 一紗さんの歌声も、潤司さんの奏でる音やお話も、 ひとつひとつ、一こま一こまの時間が、胸に染みるようでした。 ぼくも3曲共演させていただきましたが、 ほとんど即興に近い音楽。 語りながら、一瞬一瞬、紡がれてゆく音に 耳が離せなか…続きを読む
音の和コンサートと、「怪談話」のある有珠の手作りお盆の会 2019年08月07日 8月に開催のイベントご案内 (2つあります) 【1】8/12 熊本の友人・川原一紗さん・藤川潤司さんご夫妻のコンサート! 初めてお会いしたのは熊本県玉名市の古民家カフェでのライブ。初対面で ゲストとして共演したのですが、あのときの衝撃が今でも忘れられないのです。 一紗さんの第一声を聴いた瞬間、歌声のあまりのすごさに、しばらく我を忘れて聞き入ってしまい、 自分の語りもあ…続きを読む