「ちいさきもの、その祈り」

ふたり語り「ちいさきもの、その祈り」 無事に、終わりました。 昨晩、北海道に帰宅して、思い出しています。     夢のような一日… 不思議なほど、落ち着いて、語ることができた 今回の「小さい針の音」。   お話の最後、 静かになったぼくのこころに、なにかが すうーっと降りてきてくれたように感じました。   arabonさんの目の前には、廃校になった童仙房小学校があって、…

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生きて在ることの懐かしさを 

有珠の海岸沿いに、舗装されていない道があって、 朝、歩いていると、 波の音が聞こえ、沖には漁船が浮かび、 故郷の海、大村湾のように見える、 噴火湾の対岸の函館の方を見ると、 きれぎれの雲の色合いや日の光が 鮮やかに感じられます。 こんなにも遠く離れた土地で、故郷と似た風景が あるということ、そして、その懐かしさ、光に 包まれていると、安らかな、優しい気持ちになります。 ず…

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天上の存在へこころを捧げる「星の銀貨」

昨日は、豊浦でレッスンでした。 双子の赤ちゃんのいる、温かいご夫妻と共に。 いつも、ほっとする時間をありがとう。     さて、ここでは、これからの季節にふさわしい、 グリムの「星の銀貨」に取り組んでいます。   叙事(昔話等)を語るとき、意識したいことは お話の外形をハッキリと表すことと、 イメージを持って語ることです。   叙事とは、読んで字のごとく、 事を述べ記し…

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