書けない日のこと

どうしても、書けない日がある。 机に向って、ことばに向って、 じっと何かを見つめている時間がある。 それでも、書けない日がある。 ことばに導かれない自分がいる。 日記のようなものや、内容が決まっているものは、 そういうときでも書ける。 けれど、詩は書けない。 次の一行が、どんなことばが来るのか、 予測して書くようなことばではないこと。 見慣れた、予定調…

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6月の絵と詩の展覧会~書くことについて

今年の6月に、 長崎の雲仙市に住む画家の友人と、 絵と詩の展覧会を開く予定です。 ひさしぶりに集中的に詩の制作に取り組む日々です。 書く、ということで思うのは、思ったことを書く以上に、 もっと、自身が導かれる、ということです。 ことばになっていくときに、 何かを見極めようとする力があって、その力が、 思わぬところで、ことばを引き寄せ、 それが、より、新しい自分へと導いてくれ…

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