先に進めば、必ず壁に突き当たる 2022年05月30日 今日は、五月の、あまりに美しい青空。 風も穏やかである。 体調を崩してはいたものの、家に中にいるのは惜しく、 今日は、午前中、ひたすらに歩いた。 ここしばらく、芸術上の壁に突き当たっている。 それも、ずっと、表現を追及したからこそ、たどり着いた壁。もう、うすうす感じてはいたけれど、その壁はいよいよ目の前に迫ってきた。 今度こそは、もう乗り越えられない壁のような気さえしてくる。…続きを読む
5月のお菓子のご案内と、お話会のご報告 2022年05月05日 「グガーッ、グガーッツ!!」 いびきをたてる息子。 やっと、親子の共演も終わった。 息子のヴァイオリン、とてもよかった。 共演は、詩の語りも合わせたら40分程。 緊張したんだろうな、疲れたんだろうな、 この凄いいびき。 息子よ、よくがんばった。 僕も、久しぶりに、 自分を誉めることができた。 5つものお話を語った。 しかも、色んなタイプの話を。 全部合わせたら…続きを読む
物語ることの中に生じる静けさ 2022年05月01日 レッスンをしていて、お話を語ることの大切さ、そのもう一つの点を、今日改めて感じました。 それは、物語る中に生じる、「静けさ」です。 この静けさは、日常の会話ではほとんどお目にかかれないのです。 物語る中でのみ、生じるのです。 もし日常で、静けさが生まれたのだとしたら、それは、あなた自身の物語を話したときなのだろうと思います。 この静けさを、私は、求めてやまない。 生活の雑多な中に…続きを読む
息子とリハーサル 2022年05月01日 今日は、午前中はレッスン、そして、午後は息子と物語の音合わせ。 「いい音が聞こえるから」 と、妻が稽古を覗きに来た。二階の扉を明け放して音合わせをしていたからだ。しばらくその場で聞いて、 「有珠のちょっとした会で終わらせるのはもったいないね」 と妻が言う。 「また別の機会に、再演したいなと思ってるよ。やっぱり夕暮れ時から、夜の時間が合いそうだよね」と僕も答える。 今日の音…続きを読む