「どうやったら聴いてもらえるのか」と、真心をもって取り組むこと

ある日のレッスンでのこと。 幼児教育の現場でお話をする保育士の方が、こう仰る。 「この6月7月は、一年で、一番意識が散漫になる時期で、子どもたちも、集中力が切れてしまって、ほんとに聴いてくれないんです。ばたばた動いたり、先の内容をよこから口挟んだり・・・これはもう、妨害です。」 大変だろうなあと、心底思いながら話を伺う。 「でも、夏休みを過ぎて、9月になると変わるんです。みん…

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めずらしい課題

いよいよ今週末本番を迎える、レアンダー2作品の公演「永遠まで」。 九州に出ていたので、約一か月ぶりの練習となった。 九州でも稽古はしていたが、二人で合わせてみると、一か月ぶりとは思えないほどの、よい仕上がりになった。声も、間も、低く澄んで、揺らがない。 なにより、薫子さんのライアーの響きがぐんと良くなっていた。 「この一か月で、しっかり練習しておきます」 と、薫子さんは言ってい…

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両親と共に訪れた、久留島武彦記念館

≪両親と共に訪れた、久留島武彦記念館≫ 九州での講座から帰ってきた。 講座以外の時間、波佐見の実家で過ごし、今回の旅では、両親と過ごす時間も今までより多く取れた。父は今年85,母も80となる。 このときを、大切にしなくては、と思う。 ・ ・ 滞在中、両親と一緒に外にご飯を食べに行った。 外食を一緒にするなど、もう10年ぶりかと思う。 「長崎ちゃんぽん」を食べたいと僕が言えば、…

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畑と青空

畑と青空 九州から帰ってきて、すぐに畑の草刈りをした。 20日間も空けていた畑は、草ボーボー。 原っぱも荒れ放題。伸び放題。 畑は、なんとか、ぎりぎり間に合ったという感じがした。 草に負ける一歩手前。 こういう時に、ぼくら家族は 「救出」ということばを使う。 育てたいものは、ある程度大きく育つまで、 周囲からの圧力から守り、手を貸してやらないといけない。 …

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