天狗わらい 2024年07月30日 「天狗わらい」 8月1日には、「天狗わらい」という昔話を語ります。 このお話は、「高尾山とんとん昔語り部の会」の古金谷あゆみさんが再話されたもので、すこぶる面白い。(あゆみさんは、語り仲間です) このお話は、「武州弁」という関東の方言で書かれています。 この武州弁、もう絶滅危惧種の方言らしく、ずいぶん探したけれど、ネイティブにはお目にかかれなかったそう。けれども、この方言の歯切れ…続きを読む
7月・「灯を囲む詩の朗読会」の報告 2024年07月29日 【7月・「灯を囲む詩の朗読会」の報告】 いつものメンバーが集まった今回。 皆さん、この会を毎回楽しみにしてくださっています。 忙しくても、忙しいからこそ、 自分の栄養のために行こうと言ってくださる方もいる。 有難いことだと思っています。 「月に一度、こうして、ボンヤリ思っていることを、ことばに落とし込むこと、 自分と向き合う時間は、とても大切なことだと感じて…続きを読む
8月1日おはなし会・ご案内 2024年07月27日 【「おはなしキャラバン」のご案内】 8月1日の詳細が決まりました! 二か所で行いますよ! 美呆のお菓子も販売もありますよー。 ・ ・ ・ 『子どもと楽しむおはなし会』 8月1日(木) ・10時~ 「@伊達市イコロ農園」(伊達市乾町158) ・13時~ 「@洞爺湖町の個人宅」(個人宅のため、お知り合いの方のみ) ※公演は30分ほど。 〇対象、4…続きを読む
これは誉め言葉である 2024年07月21日 「これは誉め言葉である」 公演「小さい針の音」の感想を詳しく話してくださった、レッスンの生徒さんがあった。そこで、驚くべきことを聞いた。 その生徒さんは幼児教育の現場で保育をされる方だが、離れて暮らしている大学生の娘さんと電話で話していたら、その公演の話になって、「どんな話だったの」と訊かれたから、話してあげたのだという。 そうしたら、自分でも驚くほど、事細かに細部に渡って思い…続きを読む
7月のお菓子のご案内 2024年07月20日 【7月のお菓子のご案内】 ~深呼吸ビスケットset~ お待たせしました!! ようやくご案内ができました。 今月はなんと、BASEでお菓子セットを販売します。 すごくないですか、あこがれのネット販売…。 なんだかんだで、準備に一年半かかりましたよ(笑)。 これで、少しは、お買い求めやすくなったと思います。 ぜひ、この機会に、お試しくださいませ。 BASE販売ペー…続きを読む
ずっと爽やかだった 2024年07月11日 【ずっと爽やかだった】 語り手が、よろこびを享受する時間とは、いつだろう。 語っている間は精一杯で、その余裕はないけれども、今回、 語り終わった後に、薫子さんが奏でるライアーの時間が、ぼくにとって、深いよろこびを感じる時間となった。 ・・・様々なことが思い起こされた。 その時間が、作品の最後に浮かぶ、自分の教え子たちの声、無邪気な子どもたちの笑い声に聴こえた…続きを読む
「永遠まで」公演パンフレット 2024年07月05日 2024年6月29日公演「永遠まで」のパンフレットに掲載した文章です。 ・ ・ ・ 永遠まで 人間は、生まれながらにして、原罪を負うという考えがありますが、ある意味で、地上に生まれるということは、天上の世界との分離であり、その分離を、どこかで感じるがゆえに、「罪」を感じるのではないか、と、私は、ずいぶん前から思っていました。 私は、言語造形の…続きを読む
美しい涙 2024年07月05日 美しい涙を、見た。 「永遠まで」の終演後、泣きはらした眼をして、感想を話しに来てくれた若い女性があった。 その方は、以前に、詩集「涙の歌」も購入してくださり、その涙の方向性、言いようのない悲しみや、自己消化するしかない存在の苦しみに触れ、とても感銘を受けていたという。 そして、今回の「永遠まで」。 レアンダーの物語の、そのテーマとなる、赦しと愛が、「天上から地上に生まれ落ちた…続きを読む
44歳の誕生日 2024年07月02日 【祝 44歳になりました】 九州から帰ってきたら、 草ボーボーの畑、授業、 バイオダイナミック農業100周年祭、 朗読会、公演・・・ と、 怒涛のように続いた二週間。 その合間に、44歳の誕生日を迎えた。 「おはよう」の代わりに 「お誕生日おめでとう」 変わらない家族の挨拶。 同じ誕生日の長女も、14歳になった。 すっかりお年頃で、常にムスッとして…続きを読む
7月7日は、屋外の公演ですか?? 2024年07月01日 【屋外での公演ですか??】 7月7日(日)19:00より 伊達市の「イコロ農園」さんにて 小川未明作「小さい針の音」 ~言語造形による静謐な語りと、ライアーの夕べ~ を開催いたします。 それで、一点気になることが。 「イコロ農園さんって、屋外での公演ですか?」 と尋ねられたのですが、外ではありません。建物の中です! それも、とびきり素敵なところですよ! 畑や…続きを読む
公演「永遠まで」を終えて 2024年07月01日 ‐ 公演「永遠まで」が、無事、終わりました。 今回、レアンダーの二つの物語から、「永遠まで」という、タイトルを思いつきましたが、そのことばが、ひとつのテーマをもって、僕に考えさせました。また、そこから湧く想いで語りました。 ・ ぼくは、この物語を語るとき、その一息、一息の合間、聴いてくださっている方の存在にも耳をすませながら語りました。 「永遠まで」という、その…続きを読む