歌は「訴ふ」/詩は宗教的なささやき 2025年04月17日 4年生のアミくんは、ここ最近はめっきり読書家になった。 数日前にはヴィクトル・ユーゴ―の「嗚呼、無情」(レミゼラブル)を一日で読み終えた。 少し前の、お兄ちゃんのような具合である。 「お父さんの書斎は本でいっぱいだね。」 そう、書斎は、部屋の隅。本の壁に囲まれ、小さな机がやっと入る一畳程のスペース。 でも、その古道具屋のような、隠れ家的空間が気に入ってもいる。 「うん、そ…続きを読む