一年の終わりに

夜、酒が美味しかった。
滅多に呑まないのだが、大晦日ぐらいはと、妻が注いでくれた。
お疲れさまでした、といって。

夜、酒が美味しかった。
青い瓶の、新潟の地酒だ。
一年の充実を思った。
こころの中に、熟するものを感じた。

それは、少しずつ、教育的なことへと移行してゆくことだとも思う。

人はみな、みずからの内に、教育者をもつ。

表現することから、より、
分かち合い、育むことへ往くこと。
そのような視点に立つということ。

自分が求めてきたことを、育む、
ということにどうつなげてゆくか。
考えてゆかねばならない。

生きることを、生きて在ることを、より深く愛することができるように。


人はみな、みずからの内に
教育者をもっている。
みずからを導く存在を。

生まれる前に、その存在が導いてくれていたという。
それは時に、守護天使と呼ばれる存在として。
生まれてからは、周囲のこころある大人が、その代わりを果たす。

そして、もう一度、自分が、
導き、育む方へと変わってゆく。

生きることを、生きて在ることを、より深く愛することができるように。


一年の終わりに、祝福のように、酒が美味しかった。

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