毎朝発声練習
家族みんなで発声練習を続けている。
ずいぶんと大声だ。
窓を開けてやると近所迷惑だから、夏場でも窓を閉め切ってやる。
毎朝欠かさず、二か月以上も続いている。
三日坊主で終わるかと思ったら、続いた。
一週間続いて、そろそろ終わるかと思ったら、まだ続く。
6月に、ぼくが関西ツアーに出かけている間も、なんと毎日続けていたという。
これにはさすがに驚いた。
継続は力なり。
はじめは、長女の学年の演劇があるからということで始めた発声練習。
けれども、演劇が終わった後も続いている。
目的を終えても続いているというのは、どういうことなのだろうか。
声を出すということには、全身が関わっている。
姿勢も関わっている。視線も関わっている。
姿勢には、背骨が関わっていて、蓄積される健康にも影響する。
なにより、声を出すことは、呼吸と関わっている。
呼吸は心理の調整と関わっている。
授業で取り扱う落語で、旦那が放蕩息子を怒鳴りつける時、「息を肩をいからせながら吸い上げるようにしてみてください」と示唆する。怒りという感情を創造するために、イメージだけでなく、身体と呼吸からアプローチする。
自らの感情の取り扱いを覚えたならば、自分の感情に振り回されない。
マインドフルネス。
俳優の仕事は、心の平和とつながっている。
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