太田亜紀子さんとの、二回目の練習

「朗読コンサートに向けた、二回目の練習が終わりました」

一回目の練習は、初共演というのもあり、恐る恐るな所もありましたが、今回は、実に、ピアニスト、太田亜紀子さんの実力が発揮されたと感じました。

まず、亜紀子さん、一つひとつの詩を、全部手書きで用意。
まず、ここにおいて、やる気のみなぎりを感じます。
「百回ぐらい写経したい」
と、ジョークも飛ばします。

そして、詩に、きちんと構成した曲を用意していらっしゃいました。
しかも、それが、ほとんど、どの詩も、合っていた。

それから亜紀子さん、ピアノと、タングドラムを同時に弾くという、やったことのない、初めてのことにも、挑戦されました。結局、それが、その日、一番の出来で!
「これが本番だったらいいのに~!」
と亜紀子さんがいうので、
「本番はもっともっと良くなります(笑)」
と、ぼくが返す。

亜紀子さんは、作品のイメージから、音楽を生み出すことが、とてもうまいなと思いました。
「もっと、ジャーっと弾きながら、詩と合わせてみませんか」
というぼくのリクエストにも、すぐに応えて、生み出してくださいます。

お互いが引き上げられ、生み出しあう・・・
そのような状態へ、少しずつ、入ってきているなと思います。

この記事へのコメント