子の姿から、学ぶ
無謀なことを続ける末っ子。
太い丸太を、のこぎりで切ろうとしているのだ。
「だって、切ってくれないんだもん・・・」
なんどか、チェーンソーで切ってほしいとお願いされていたが、タイミングが合わず、切ってあげられなかった。
切るのは三か所。
直径25センチほどの丸太だ。
切れ味の悪いのこぎりで、何日も、ずーっと切っている。
この日も切っていた。
10分、20分…。
太い丸太は、まるで切れていない。
疲れながら、それでも続けている。
その様子が工房の窓から見える。
見ているこっちが、いたたまれなくなってくる。
ええい!仕方ない!
自分も仕事中だったが、野良着に着替え、チェーンソー片手に切りに行った。
ものの一分で丸太は切れた。
満足気な末っ子。
無謀であっても、やりたいことを懸命にやっている姿に、周囲は動かされる。
手を貸さずには居られなくなる。
ハチドリのひとしずく。
行動が、人を動かす。
使命を探す若者は行動してほしいし、
使命に捧げる齢となった壮年者は、弱まる意志を奮い立たせ、行動していかねばならぬ。
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