1月のお菓子のご案内が遅くなっております。
1月16日(木)頃、新年最初の告知をしたいと思っております。
もうしばらくお待ちくださいませ。
以下に、2種類のお菓子のご案内をいたします。
・
『コーンミールスコーン』
コーンミールスコーンには、ネパールの思い出の風景が詰まっている。
ヒマラヤの麓、ダンプス村の朝食で食べたコーンブレッドが忘れられず作ったお菓子である。
この冬はじめて、北海道産のコーングリッツという、より粒子の細かなコーンミールで作ってみたところ、味わいが濃く、満足のいくものとなった。思い出が描けるというのは、作り手としても嬉しい出来事である。ぜひ、ご賞味ください。
・
『ナヴェット』
フランス、プロヴァンス地方に伝わる郷土菓子「ナヴェット」。
2月2日、シャンドリュール(聖母マリア)の日に食される、一年の息災と安全を祈念するお菓子。
その昔、マルセイユの港に、舟に乗った木彫りのマリア像が漂着した。海から聖なるマリアがやってきたことを忘れないようにと、お菓子になり、船乗りたちのお守りにもなったナヴェット。美呆では、もう4年程作っているが、これを食べないと、一年が始まらない。昨年は大量に失敗したが、今年はうまくいった。
聞くところによると、2月2日に食べても良いし、食べずにお守りとして持つのも良いし、一年中好きな時に食べても良いそうだ。
この記事へのコメント