「パウンドケーキ作りには新鮮さがあります」
4月のお菓子の発送が終わり、ほっとしています。
今月は、たくさんのパウンドケーキを作って送ったのですが、とても楽しい時間になりました。新鮮さがあったというか。新しいパウンドケーキ型よ、ありがとう。
実は、クッキーに比べ、ケーキは少し苦手なのです。結構失敗も多く、ふくらみが足りなかったり、味に引き締まるものがなかったり。日が経つと、ボソボソになったりする。
ほかにもあって、ケーキによっては、中に、空洞が出来たりして、見た目が悪くなってしまうこともあります。あとは、袋詰めをするとき、ケーキの上端部分が崩れることがある。これも見た目が悪くなるので、かなり気を遣います。
ガスオーブンは火力が強く、熱風で焼くので、上端がよく膨らみ、カット時するときや、袋詰めの時に、ポロリとはがれやすくなるのです。
こうしたリスクが多いのがベイクドケーキです。特に、パウンドケーキは、断面にそれが出るので、気を遣うという意味で、大変さもあります。その分、達成感もあります。
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今回、抹茶と小豆のマーブルケーキを初めて作りましたが、マーブルというのが、またとてもドキドキします。切った断面が、どれも違う。一つとして同じものがない。そして、あんこ部分が、極端に多いところがあったりする。
それを、売り物として、良しとするか、どうか。あんこ好きにはいいかもしれませんが、「あんこサンド」みたいになっていることもあるので。
パウンドケーキ作りは、スリルがあります。
気が抜けないからこその、新鮮さがあります。
これからも作っていきたいと思います。
※暑くなると賞味期限の問題で難しくなるので、6月~9月は発送は控えたいと思います。
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