「火には火を」 灯を囲む詩の朗読会を終えて 2025年03月24日 【火には火を】 . . 「灯を囲む詩の朗読会」を終えて 今月のお題 『嵐を抜ける』 . . . 今回の朗読会では、ほとんどの方が自作の詩を読まれました。そして、その詩にまつわる様々な話を、朗読の合間にシェアしていただきました。 . . 心の中の嵐。 . . それは、誰にもあるものだと思うけれど、ひと様の話を聞くことによって、新たな気付きを得たり、考えるきっかけ、他者の…続きを読む
「灯を囲む詩の朗読会」1月の会の報告 2025年02月06日 新年最初の「灯を囲む詩の朗読会」 (1月27日の会の報告です) 月に一度の豊かな時間。 「言祝ぐ」というお題で、詩を持ち寄りました。 「良い時間だった」と、新しい参加者の方。 ・・・ 丘の上の林のそばです。 ろうそく明かりだけです。 宵闇の静けさが、すっぽりと、 辺りを包み込みます。 始まるたびに、 ああ、今日も来てよかった、と思います。 今回は…続きを読む
11月の灯を囲む詩の朗読会の報告 2024年12月01日 【11月の灯を囲む詩の朗読会】が終わりました。 ここでは、沈黙を味わう時間があるのです。 その沈黙の底に沈む、時のゆらぎに、いる、 ということの豊かさ。 ぼくは、こんな時間が大好きなのです。 雪ちらつき、冷え込んだこの日。 「心の灯火」というテーマで、詩を持ち寄り、耳を澄ましたこの時間は、ほっこりと、こころ温まりました。 詩だけでなく、冬のメルヘンを、二人の方が…続きを読む
9月の「灯を囲む詩の朗読会」の報告、次回の予告 2024年10月11日 【9月 灯を囲む詩の朗読会の報告】 少し日が経ってしまいましたが・・・ 9月27日の朗読会は、星を見上げながらの朗読会となりました。 草原に、シートを敷いて、寝転んで。 星を見るのに、立って上を向いたままだと、首が痛くなりますが、 寝転ぶと、ずっと、見ていられます。 すると、 星空に包まれる・・・んですね。 うーん、ゆったりとした、 おおらかな気分になります。 …続きを読む
「祝一周年・灯を囲む詩の朗読会」の報告 2024年08月24日 【祝一周年・灯を囲む詩の朗読会】 一年間、毎月欠かさず開催してきた、この朗読会。 ほとんど、使命のように、なにがなんでも毎月開催、準備してくださったnorikoさん。 そして、ご参加の皆さま。 改めて、ありがとうございます。 今月のお題は「見えない存在」。 しょっぱなからシンクロする話に花が咲きました。 「ことばにするとは、名前を付けてゆくこと」 名前が失われた…続きを読む
7月・「灯を囲む詩の朗読会」の報告 2024年07月29日 【7月・「灯を囲む詩の朗読会」の報告】 いつものメンバーが集まった今回。 皆さん、この会を毎回楽しみにしてくださっています。 忙しくても、忙しいからこそ、 自分の栄養のために行こうと言ってくださる方もいる。 有難いことだと思っています。 「月に一度、こうして、ボンヤリ思っていることを、ことばに落とし込むこと、 自分と向き合う時間は、とても大切なことだと感じて…続きを読む
5月 「灯を囲む詩の朗読会」の報告 2024年05月27日 【灯を囲む詩の朗読会】 ~8月のお知らせもお見逃しなく!~ 5月の会が終わりました。 今月のテーマは「花」でしたが、花の詩も味わいつつ、 「お話に花が咲いた」時間でした。 楽しかったな。 「いとエモし」 「ワンチャン」 「ヤバい」 など、古典を超訳した本の紹介から、話が弾んで、いろんな最近のことばが出てきて、それについてみなさんと話して面白かったです。時代に生…続きを読む
灯を囲む、詩の朗読会(4月の集いの報告) 2024年05月03日 「灯を囲む 詩の 朗読会」 4月のテーマは「海」でした 今月も、新しい参加者が増え、じんわり、ほくほくした時間となりました。 以前よりも、詩を朗読された後に、余韻の、空白の時間が増えてきたように感じます。 詩の声を、より、味わっているような感じです。 朗読のあと、(聞き手も)何か思うことを話してもよい時間を設けているのですが、より、味わってから、話しているような気がするなと。 ・…続きを読む
3月の『火を囲む詩の朗読会』の報告 2024年03月24日 『火を囲む詩の朗読会』報告。 3月のテーマは「卒業」 終わってみて、息を吸うと、呼吸が変わったように感じます。 その呼吸の中に、ほっとするような、満ちてゆくものを感じています。 離れ離れであったものが、訪れてきてくれたような。 だまって、こくこくと夜が更けてゆく音、 その音とともに、ひびきあう。 読まれる詩や、灯や、談笑。 ああ、なんとも味わい深い、ゆたかな時間でした。 …続きを読む
「2月の火を囲む、詩の朗読会」報告 2024年02月16日 「2月の火を囲む、詩の朗読会」 第7回目 今回も新しい参加者が二人、増えました。 初参加の方は、ローソク明かりだけ(電気をまったく使わない)だと思っていないかったようで、その暗さにびっくりされていました。慣れると、この暗さがいいんですよね。 ・ ・ ・ 初参加の大学生の方は、お母さまから「不思議な時間だよ」と聞いていたそう。不思議な時間といわれる、この会に、一人で参加されて、すご…続きを読む
2月17日 BACKWOODさんで朗読イベント 2024年02月06日 「BACKWOODさんで朗読イベント『森から帰ってきた』」 詩集も取り扱っていただいている、本と地ビールのお店、BACKWOODさんで、2月17日(土)に、イベントを開催します。先月、そのイベントの打ち合わせをしたので、そのことを書きたいと思います。 その会は、朗読の他に、朗読を聴いた後に浮かんだことばをバンダナに版で印字するワークショップもあります。詳細はこちら。 ・ ・ ・…続きを読む
静けさを支える ~【火を囲む、詩の朗読会】のご報告~ 2023年12月25日 12月の、「火を囲む、詩の朗読会」が終わりました。 今月のお題は「聖なるもの」。 今年最後の朗読会とあってか、たくさんの方が参加されました。 ローソク明かりのみの空間。 声に耳をすます。 しんしんと降り積もる雪。 「ことばを、今まで、少し軽視していたんです。ことばって、左脳に入るでしょう。だから、あまりよくないんじゃないかと思ったりして。音楽や絵画の方がバランスがとれんじゃな…続きを読む
火を囲む「詩の朗読会」の報告 2023年12月04日 火を囲む「詩の朗読会」の報告 この朗読会が成長していることを感じます。 だんだんと、より、くつろぎを感じます。 くつろぎの中で、語り、聴いているように思いました。 ・ ・ ローソク明かりだけの朗読会。 詩を読むときも、ローソクだけなので、少し見えずらかったりする。 だから、隣の人が、読む人の手元を照らすように、ローソクを近づけてくれて…それが、また、なんだかいいなと思いました…続きを読む
11/30「火を囲む、詩の朗読会」のお知らせ 2023年11月26日 【火を囲む、詩の朗読会】のお知らせ ・ ・ こころを持ち寄って、集まります。 出来たら、詩も、持ち寄ります。 夜、みんな仕事帰りで、いい感じに疲れています。 だから、こころの潤いを求めます。 詩を聴きたくなります。 ・ ・ 息を深く吐いて、こころをゆっくりにして、詩を朗読します。 みんなで、耳をすまして、聴きます。 ほんとうに、聴きます。 あたりの静けさまで、よく聴こえ…続きを読む
空豆さんでの朗読会か終わりました 2023年11月13日 昨日、福岡、空豆さんでの朗読会が無事に終わりました。一日に三回も朗読会を開催するのは空豆さんだけ。・唾を飲み込む音さえためらわれた、と何人かのお客さん。外から聞こえる音が、音楽のように調和して聞こえた。引き込まれ、この空間が繭に包まれているように感じた、という方。いろんな、不思議な感想をいただく。・終わった後、風景が優しく感じられる、その、懐かしいような感覚に、こどもの頃の柔らかな光を思い出す心…続きを読む